在宅医療×遠隔診療×AI

開催報告 REPORT

開会の挨拶
柴垣圭吾理事長
医療法人明洋会

「現時点で、遠隔診療や医療のAI活用はまだまだ先と思っている方が多いかもしれませんが、あっという間に現実になる未来です。早い段階でこれらの情報を得ることで、IT化の流れに乗り遅れなくなるのです。わたし自身も大変注目の内容です。ぜひお楽しみに!」

開会の挨拶
第一部
「2017医療の未来、在宅医療と遠隔医療の今後の発展」 中村哲生
医療法人永生会 特別顧問

「在宅医療は今後差別化を図っていく必要がある。たとえば、『医療依存度の高い患者が診られる』『色々な診療科の専門医がいる』ことなど」

「在宅医療で効率化を図れるのは『移動時間』と『事務作業』。ITを積極的に活用することで、人件費を抑え業務効率が向上します」

ご感想
  • マクロの視点、現場の視点を踏まえた今後の在宅医療の課題感とIT活用ポイントが明確で非常に有意義だった
  • ITに期待することを素直に聞けてよかった
  • 在宅医療のイメージがより掴めた
第1部 第1部
第二部
「シンクロ診療・シンクロ審査の取り組み」鷲田直輝先生
国際医療福祉大学医学部医学科 腎臓内科学講座 主任教授

「大学病院と在宅医療現場をネットワークで結び、ビデオチャットで治療支援を行う『シンクロ診療』により、安全な腹膜透析が可能になります」

「ネットワーク上で複数の専門医が参加して、治療方針を決定する『シンクロ審査』の仕組みが進むことで、多方面からの治療に対する、意思決定支援が迅速に行えるようになります」

ご感想
  • シンクロ審査での患者中心に色んな職種の方が多様な視点で治療方針を決定していく仕組みに興味がある
  • 多職種や主治医以外が診療の意思決定や評価を行っていくという仕組み作りについて、患者様の利益を最適化できる新しい取り組みだと思った
  • デモによる説明でより具体的に理解でき大変良かった
第2部 第2部
第三部
「医療分野におけるAIの活用」峯啓真
株式会社シェアメディカル代表

「遠隔診療だけに注目が集まっているが、旧来から往診にもITの活用チャンスは多くあります。私どもは、夜間往診クリニックとの連携により医療版のウーバーを提供します」

「IBMのWatsonとMedilineを組み合わせ、Mediline上でやりとりされた情報を収集し、職種ごとにサマリー(要約)を生成する仕組みが可能です」

ご感想
  • AIの多方面での有効活用が期待されると思われる中で、現場での活用例や仕組みを知ることが出来て大変良かった。薬局でも活用できればと思う
  • 問診や検査データをAIで分析し、スタンダードな治療(方針)を導き出すことは有用だと思った
  • AIの時代はすぐ来ると痛感した
第3部 第3部
第四部
特別対談「遠隔診療の未来」島祐介先生
株式会社メドレー CLINICS事業部長・プロダクト統括 医師
小川智也先生
MRT株式会社 取締役副社長/医師

「遠隔診療は対面診療だけでは診療の継続が困難な患者の受診機会を増やすコミュニケーションツールであり、糖尿病など慢性疾患の重症化の予防につながる」

「遠隔診療をスムーズに導入するため、医師と弊社のスタッフがマンツーマンで導入サポートをおこなっています」

「遠隔診療サービスの選定のポイントは、カンタンな操作はもちろんのこと、実績に基づく細やかなサポート体制が重要です」

ご感想
  • 2社同時参加することで大変わかりやすかった
  • 直接診療についてのメリット・デメリット、活用法を知ることができ、大変勉強になった
  • クリニック側も企業側も始まったばかりで、今後どのように展開していくかも重要だと考える
第4部 第4部 第4部
アンケート集計結果(全体の合計)

出展企業ブース

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